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公開日:2016年6月8日 更新日:2016年6月8日

地球環境フェア、私のお気に入りを紹介します!

エコバッグ、うちわ、ブラシ

【お気に入りのエコバッグ、タワシ、うちわ】

 5月最後の土曜・日曜に開催された「地球環境フェア」は好天に恵まれ、21,800人の来場者でにぎわいました。またこのブログでご協力をお願いしたフードドライブには、数にして497個、重量にして156キロの食料品をお届けいただき、誠にありがとうございました。特にお菓子と飲料については、早速、居場所を兼ねて実施している子どもの学習支援事業に活用してまいります。

 さて今回は会場で見つけた、私の心をちょっとくすぐった品々をご紹介します。あくまでも個人的な見解ですので、ご容赦ください。

 一つ目は米袋でできたエコバッグ。丈夫な上に「新潟 魚沼米」と堂々と印字された赤い文字に存在感が漂います。形もしゃれていて、今度魚沼市の市長さんに自慢しなくては。

 二つ目はコップなどを洗うタワシ。柄の部分は歯ブラシです。旅館などに泊まった時についてくる歯磨きセットを持ち帰り、再活用しているとのこと。マイボトルやポットの奥まできれいになります。

 三つ目は木製のうちわ。薄くした檜(ひのき)に同じ素材の柄がついています。あおぐとほのかに木の香りが漂い、癒(いや)し効果もありそうです。丸く切った板に穴をあけただけのシンプルなデザインのものもありました。区内でも樹木を伐採した後の端材を活用してワークショップなどができないか考案中です。材木を出荷する地域とは異なり、木の種類が限られてしまうため限界はありますが、参考にさせていただきたいです。

 体験ブースでは、木をカンナで削って「マイ箸(はし)」を作るコーナーが目を引きました。箸の形をした型の中に木を入れこみ、そこにカンナをかけていきます。小学生の子どもたちが指導に従って器用に道具を使いこなす様は見事です。モノづくりに関心を持つ良いチャンスに思えました。ただ、作ったお箸はもったいなくてなかなか使えないかもしれませんね。

 実は、地球環境フェアに関して「会場で様々なグッズを配っていたが、結局ごみになるのでは?」との区民の声が寄せられました。啓発用のグッズは、身近なところから環境についての関心を高めていただこうと、来場者にお配りしています。来場の記念として楽しみにしておられる方も数多くいらっしゃいますが、ごみとして捨てられてしまえば逆に環境に悪い影響を及ぼすことになります。今後はこれまで以上に環境に配慮した物品を使用するとともに、配布物が捨てられないよう、より一層の工夫をしてまいります。

 来年の地球環境フェアも、単なる知識の詰め込みではなく、極力体験型のブースとなるよう心がけていきます。ぜひ足をお運びください。

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