「しょうぶまつり＆スタンプラリー」のお得情報を追加します

しょうぶ沼公園のハナショウブ（平成28年6月2日撮影）

【しょうぶ沼公園のハナショウブ（平成28年6月2日撮影）】

　しつこいようですが、6月4日（土曜日）・5日（日曜日）開催の「しょうぶまつり＆スタンプラリー」について、お楽しみ（？）情報第3弾をお届けします。

　現地のしょうぶ田にはハナショウブの名前を書いた木札が立っています。よく見ていただくと名前の下に、（江）や（肥）など（　）の付いた漢字が書かれているのに気づかれると思います。これはいったい何かというと、ハナショウブの系統を表す記号なのです。（江）は江戸系、（肥）は肥後（熊本）系、（伊）は伊勢系、（長）は長井古種を意味します。

　ハナショウブは約300年前の江戸時代から盛んに品種改良が行われ、現在ではその数およそ5000種と言われていますが、それらは大きく4つの系統に分類されます。例えば江戸系は品種が最も多く、花は可憐で清そな美しさが特徴。肥後系は花が大きく豪華で、力強く男性的な風格を持つなど、それぞれ魅力的です。しょうぶ沼公園ではこの4系統のハナショウブがすべて楽しめますので、それぞれの良さや特徴をぜひご自身の目でお確かめください。

　最後にもう一つ、今年限りの展望デッキ設置のお知らせです。現在北綾瀬駅の改修工事が行われており、その機材を活用して、東京メトロさんが「しょうぶまつり＆スタンプラリー」のためだけに、公園内に高さ約5メートルのデッキを作ってくださいました。目の前には3つの水車が印象的な4・5号田が広がり、後ろを振り返ると千代田線が走る姿を間近にご覧いただけます。展望デッキは2日間限りの仮設施設のため、車いすなどのバリアフリー対応にはなっておりません。ご容赦ください。

　予報によれば、今のところ2日間ともお天気に恵まれそうです。会場でお目にかかりましょう。