フードドライブを初めて実施します

　フードドライブという活動をご存知でしょうか？家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンク（※）などに寄付する活動です。日本ではまだ聞きなれない方も多いかと思いますが、発祥の地であるアメリカでは、1960年代から盛んに行われていたそうです。

　今週末の5月28日（土曜日）、29日（日曜日）に開催する「地球環境フェア2016」で、このフードドライブを足立区として初めて実施します。ご来場の際は、ぜひご家庭に眠っている食品をお持ちください。集まった食品はNPO法人セカンドハーベスト・ジャパンを通じて、施設や団体に届けられます。取り扱える食品（詳しくは下記関連リンク「地球環境フェアでフードドライブを実施します」をご覧ください）は、未開封で賞味期限まで1カ月以上あるもの（今回の場合、賞味期限が平成28年6月29日以降のもの）です。搬送中に破損する恐れがあるため、瓶詰めの食品は取り扱うことができませんので、特にご注意ください。

　平成27年度に区が実施したごみの組成調査によると、燃やすごみの中に未使用食品が4％含まれていることがわかりました。これは1年間で約5,200トンにもなります。使えるものを真に必要としている方に届けたい。そんな思いの企画です。ご協力よろしくお願いいたします。

※フードバンク：まだ食べられるのに様々な理由で処分されてしまう食品を、食べ物に困っている施設や人々に届ける活動や団体のこと