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公開日:2018年12月18日 更新日:2018年12月18日

佐野家文書

佐野家初代の新蔵胤信(しんぞうたねのぶ)は戦国時代に生まれ、千葉勝胤(ちばかつたね)の子どもで佐野家の養子となったと伝えられています。
徳川家の家臣伊奈忠次、忠治に仕え、相模国や遠江国に出張し検地にあたるなど民政面で活躍しました。
また、文禄2(1593)年に、胤信をはじめ7軒で佐野新田を開いたといわれています。
佐野家は代々佐野新田に屋敷を構え居住しました。
4代目正命が再び幕府代官伊奈氏に仕え、それ以降、鷹場や土木工事、会計などの実務を務めました。
寛政4(1792)年に伊奈氏が失脚すると、佐野新田や隣村の辰沼新田の名主を務めました。

佐野家文書は、佐野が名主を務めた佐野新田関係545点と辰沼新田95点、合計640点からなります。
年代でみると元禄10(1697)年から明治28(1895)年で、天保期の文書が最も多く、これに弘化、安政、明治期の文書が続いています。
分類項目別では佐野新田関係では村政、水利・普請、鷹場が、辰沼新田関係では戸口、年貢、凶災が多く含まれています。

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奉仕伊奈家由緒書


佐野弥内蔵関係他領鷹場史料


手休議定連印帳

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