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公開日:2018年12月18日 更新日:2023年7月26日

小林清親(こばやしきよちか)

弘化4(1847)年から大正4(1915)年。父は江戸御蔵方組頭の小林茂兵衛、名は清親、号は方円舎(ほうえんしゃ)・真生楼(しんせいろう)・真生(しんせい)。明治維新後、静岡に移住、明治7(1874)年に上京しました。写真術を下岡蓮杖(しもおかれんじょう)に、日本画を河鍋暁斎(かわなべきょうさい)・柴田是真(しばたぜしん)に、洋画(油絵)をワーグマンに学びました。

明治9(1876)年8月に版元松木平吉により、光線画(浮世絵を基礎に遠近・光線表現を取り入れた作品)と称する風景画を描き、東京名所絵としてもてはやされました。ポンチ絵のほか、新聞、雑誌の挿絵、肉筆画も多く残しています。門人に井上安治(いのうえやすじ)・田口米作(たぐちべいさく)などがいます。


隅田川小春凪


武蔵百景之内 下総真間弘法寺


武蔵百景之内 谷中団子坂菊


大森朝の海


本町通夜雪

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