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公開日:2018年12月18日 更新日:2018年12月18日
舩津家文書は総点数649点(文書138点、典籍類511点)で、時代別にみると、近世のものが338点あり、ついで明治時代のものが73点、昭和前期のものが20点となっています。
古文書138点のうち120点が近世、8点が明治時代のものです。
年代が判明するものは明暦4(1658)年から昭和13(1938)年におよびます。
内容をみると、質地証文・金子借用証文がもっとも多く残されています。ほかには奉公人請状・作徳米などの小作関係を示す史料があります。
典籍類も年代については近世のものが216点、明治時代のものが62点と古文書と同じ傾向が見ら、内容も多岐に渡っています。
近世中後期の版本は、和歌集・漢詩といった文学的なもののほかに「庭訓往来捷註」などの往来集などが散見されます。
また天保期から幕末にかけては時代物などの読本が顕著になり、「児雷也豪傑譚」「釈迦八相倭文庫」などの読本が多く残されています。
明治時代には、「西国立志編」「輿地誌畧」「博物新編」など洋書の翻訳本とともに「水戸黄門仁徳録」などの歴史小説も含まれています。
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延宝6(1678)年:御神領人足役訴状写
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毎談儀
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