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更新日:2011年4月19日

六阿弥陀伝説

足立姫の墓

足立姫の墓

昔、足立庄司宮城宰相という名家の娘・足立姫が豊島左衛門尉清光という豪家に嫁ぎました。しかし、姫は引出物が粗末とそしりを受け、里帰りの際に12人の侍女たちとともに、荒川(今の隅田川)に身を投げて命を絶ってしまいました。侍女たちの遺体はすぐ見つかりましたが、姫の遺骸はついに見つかりませんでした。

父・宮城宰相は、悲しみのあまり、諸国霊場巡りに出発しました。紀伊国熊野権現で1本の霊木を得て、それを熊野灘へ流すと、やがて国元の熊野木という所に流れ着きました。折りしも諸国行脚中の行基が通りかかり、宮城宰相が霊木のことを話すと、行基は一夜で六体の阿弥陀仏を彫り上げました。さらに、余り木からもう一体造り、それを姫の遺影としました。

これらの阿弥陀仏は後に、六阿弥陀として近隣の寺院にまつられ、女人成仏の阿弥陀としてあがめられたといいます。

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