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公開日:2018年12月18日 更新日:2018年12月18日
正月三が日の料理を門松にそなえる儀礼があります。
正月三が日の調理は男がするものだといわれ、かつてはこの日だけ男性が料理をしていました。三が日の朝には、雑煮やなます、煮物などを食べます。
雑煮はカツオでダシをとったしょうゆの澄まし汁で、小松菜やサトイモを入れます。
こうした料理は、神棚や門松などにもお供えされました。神の膳などといわれる小さな専用の器に、具を小さく切って盛ります。
門松には、直接ほんの少しずつ松の先に乗せるようにしてお供えします。
現在、門松を立てる家も少なくなってしまいましたが、こうしたお供えを続けている家がときおり見られます。
門松をたてる家
門松へのお供え(扇3丁目平成21年撮影)
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