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更新日:2011年8月5日

おいしい給食 平成21年度の取り組み

おいしい給食3つのプロジェクト

おいしい給食推進委員会で3つのプロジェクトの遂行が重点事業として提言され、栄養士複数で構成された3つのチームがそれぞれのプロジェクトに取り組みました。

A 食べる意欲向上プロジェクト

子どもたちの食べる意欲を向上させ、残菜を減らす手法の試行や検証を行いました。

「超人シェフのスーパー給食」(梅島小学校、綾瀬小学校、青井中学校で実施)

一流シェフが学校で給食調理を行い、子どもたちといっしょに給食を食べました。献立は、給食の基準や費用を満たす内容でシェフが考案したものです。

シェフは全校朝礼であいさつをしたり、一部の子どもたちは午後に交流授業を行い、シェフの職業観などを学びました。

「超人シェフのスーパー給食」実施内容

月日

学校

ジャンル

シェフ

メニュー

6月25日

梅島小

イタリアン

片岡護

アマトリチャーナのペンネ
キャベツとほたてのサラダ
チェンチ(イタリア菓子)

10月29日

綾瀬小

フレンチ
中華

工藤敏之
菰田欣也

豚挽き肉と大根のそぼろ
白身魚の甘酢ダレ
小松菜のスープ
リンゴのコンポート

1月20日

青井中

和食

中嶋貞治
山口利和

鮭と椎茸の混ぜご飯
和風ミートグラタン
粕汁

各回の実施状況をプロジェクト担当栄養士が視察し、シェフが考案したメニューを全校に広めています。

食べる意欲向上プロジェクトではこの他に、区内産野菜の使用率増加に向けての方策や配膳方法指導用の映像作成についての検討、炊飯器利用による残菜率の変化などについての報告が行われました。

B おいしい給食レシピ集作成プロジェクト

子供たちの健康、食育に配慮した足立区共通で使えるオリジナル献立集を作成に取り組みました。スーパー給食のメニューや、給食メニューコンクールの受賞作品を加えたり、給食だよりを作成する際の記載例や簡単な栄養知識を紹介する項目を盛り込み、全栄養士にとって使い勝手のよい魅力あるものをめざしました。また、家庭用レシピも付け加え、保護者への情報発信を行うことをねらいとしています。

献立集は、給食を生きた教材として教科教育を行う際に授業と関連付けて使用できるように、教育指導室や食育推進委員会とも連携して作成しています。

C 学校給食を題材とした指導集作成プロジェクト

おいしい給食事業の推進には献立など給食自体の工夫に加え、子どもたちへの食育指導を充実させることが重要です。食育について現在は各校で年間指導計画を作成し、主に学級活動や総合の時間を利用して学校ごとに実施しています。
プロジェクトでは、小学校の学年ごとの食育目標を全校共通で定め、教科の授業の中で学校給食を題材とした食の指導を実施しようと、栄養士、教師が共通で使える指導集づくりに取り組みました。

小学校では、6年間を通した系統的な食育指導を行うため「朝食」、「野菜」の2つを共通テーマに設定し、テーマに沿って各学年で1つの指導案を作成しました。また、指導内容は、生活科や家庭科などの教科の授業の中で行なえるようにしました。さらに指導内容に合った給食を実際に子どもたちが食べることで授業を振り返ってもらい効率的に学習が進むことをねらいとし、対応する給食レシピをセットにしました。これにより生活習慣病の予防知識や感謝の気持ちを学ぶことを通して「おいしい給食」の実現をめざします。

中学校では授業が専科制になることなどから、21年度は栄養士や担任の先生が5分間程度の指導を給食時間に行うこととしました。内容については、小学校で学んだものを発展させ、食文化やマナーを理解したり食品の選択能力を身につけたりすることなどを目標に月ごとに題材を設定し、それに沿った指導案を作成しました。題材は毎年繰り返して同じものを3年間反復学習していきます。指導内容と実際の給食を関連付けるのは、小学校の場合と同じです。今後は、指導案と教科の単元との関わりを明らかにし、授業で使えるエッセンスを抽出していく予定です。これにより「食」に関する知識を幅広く学び、給食に対する意識をより深めていきます。

この指導集を利用することで、給食を通じた食に関する指導の内容を深め、何よりも子どもたちの食生活を充実させることをめざしています。

もりもり給食ウィーク

平成20年1月の給食週間において、適正な喫食時間の確保等の取り組みを実施したところ、学校全体で給食に対する意識を見直すよい契機になったとの声がありました。それを受けて、21年度は「もりもり給食ウィーク」と称して年2回同様の取り組みを定例化して行うことにしました。

実施時期 1.6月の食育月間の一週間 2.1月の給食週間

準備や片付け時間の短縮等により喫食時間をいつもより5分程度長くしたり、先生方の積極的な声かけの実施等で、給食時間の充実を図る取り組みを全校で一斉に行いました。

時間短縮のために子どもたちが協力して準備することでクラス全体の給食に対する意識を深めたり、学校全体で取り組みを呼びかけることで先生方へ「食」の重要性を喚起する効果などもねらいとしています。

各校での取り組み例

「もりもり給食ウイーク」(6月)全校の残菜率の変化 (%)

 

小学校

中学校

もりもり給食ウイークの平均(A)

6.9

12.3

前年同時期、同様献立時の平均(B)

10.1

16.2

上記の残菜率の増減(A-B)

-3.2

-3.9

「もりもり給食ウイーク」(1月)全校の残菜率の変化 (%)

 

小学校

中学校

もりもり給食ウイークの平均(A)

4.3

10.6

前年同時期、同様献立時の平均(B)

6.4

14.7

上記の残菜率の増減(A-B)

-2.1

-4.1

コシヒカリを使った給食

21年度、3つの中学校が友好都市である新潟県魚沼市を訪れ、田植えや稲刈りなどの農作業を体験しました。

コシヒカリを使った給食

コシヒカリを使った給食

花保中学校では、1年生46人が9月に稲刈りを体験しました。生徒たちが刈りとった稲は、その後天日干しにされ、精米を経て学校に届けられました。

11月27日、花保中学校では、生徒たちが収穫した新米のコシヒカリを使った給食が出され、生徒たちは「もちもちして甘い!」とご飯をほおばっていました。

22年度は、全中学校が魚沼市で農業体験をする予定となっており、コシヒカリを使った給食も中学校全校で実施されます。

小松菜給食の日

12月1日にJA東京スマイル、生産農家の協力により、21年度は全小学校だけでなく全中学校でも足立区内産小松菜を献立に取り入れた給食を一斉に実施しました。

各校でスパゲッティやスープ、ドーナツなど小松菜を使ったさまざまなメニューが出されました。綾瀬小学校では、生産者の宇佐美一彦さんが全校放送のテレビを通じて子どもたちに小松菜の話をしたり、各クラスの給食の様子を見て回り、児童たちの歓迎を受けました。

また、大谷田小学校には生産者の冨澤松夫さんが来校し、ミネストローネやツナサラダなどの給食を児童たちとともに楽しみました。

給食メニューコンクール

給食献立を自ら考えることで、栄養バランスのとれた「食」の重要性に気づき、「給食」への関心をより高めようと、中学生を対象に給食メニューコンクールを実施しました。

日本の食文化のよさを知ってもらおうと、テーマを「ご飯を使ったメニュー」とし全中学校から募集したところ、116作品の応募がありました。栄養バランスやいろどり、給食としての実現性等の観点から審査し、優秀作品5作品を表彰しました。

表彰式の様子

表彰式の様子

受賞した生徒たちからは「栄養のバランスを考えるのが難しかった」、「これからは、栄養士や調理の人に感謝をして給食を食べます」などの感想が聞かれ、給食に対する感謝の気持ちが深められました。

5つの受賞作品は、それぞれの学校で給食として提供され、食べた生徒からは、「同級生が考えたメニューに感激した」、「おいしかった。自分も何か工夫して作ってみようと思った」といった意見が多く寄せられました。また、学校だよりを通じて保護者へ情報提供が行われ、家庭で「食」について考える契機となりました。

コンクールが受賞のみで完結するのではなく、給食として実際に提供されたことにより生徒、先生、保護者と広く感動を共有することができ、給食の大切さをアピールすることができました。

今後はこの5つの作品を区の給食献立として全校に広めていきます。

給食メニューコンクール受賞者

賞名

学校名

受賞者

メニュー

足立区長賞

第一中学校

小林芽依

茹でピーマンのごま油あえ、お魚ハンバーグ、
炊き込みごはん、豚肉と里いものみそ汁

足立区議会
議長賞

第十四中学校

信田麻衣

サンマのみそチーズ焼き、ゴボウのきんぴら、
豆腐とワカメのみそ汁、枝豆ご飯、牛乳

足立区
教育委員会賞

第六中学校

松下日向子

和風とうふハンバーグ、温野菜、みそ汁、ご飯、
ゼリー、牛乳

おいしい給食
推進委員会賞

第十二中学校

森垣 麻美

かつおの磯風味、たきこみいなり、おひたし、
みそ汁

おいしい給食
推進委員会賞

西新井中学校

手づくり部

小松菜と肉団子のスープ、小松菜とじゃこのご飯、
芋もち磯辺風、にんじんオレンジゼリー、牛乳

モデル校の取り組み

綾瀬小学校

3升炊きのガス炊飯器4台を4月から使用開始し、1学年ずつ「炊きたてご飯給食」を実施しています。児童の評判もよく、残菜も少なくなってきています。
スーパー給食の実施を機に区内小松菜生産者との交流が深まり、随時小松菜を給食に使用しているほか、3年生児童が社会科見学で小松菜の農作業体験を実施しました。

梅島小学校

食育の一環として平成20年度に引き続き、「梅島弁当コンクール」を開催しました。夏休みの宿題として親子で考えた422作品の中から、最優秀賞を受賞した作品を弁当給食として提供しました。
また、おかわりを促すために、ラッキーセブン給食を実施しました。

中島根小学校

家庭科室をランチルームとして整備し家庭用炊飯器を導入したり、ウオーマーを使ってパンを温めて提供しています。また、親子調理教室を開催し保護者を含めた食育を実践しています。

グリーンカーテンで育てたヘチマやゴーヤなどを使用したり、ラッキーセブン給食を実施して児童の食べる意欲向上を図っています。

鹿浜西小学校

家庭科室をランチルームとして整備し家庭用炊飯器による給食を週1回程度実施しています。アンケートの結果、全校で8割以上の児童がそれを楽しみにしていることがわかりました。21年度は1クラス1週間ずつランチルームでの給食を実施し、栄養士がマナーなどを直接指導しました。

渕江中学校

7月に米飯給食の回数を週3回から週4回に増やす取り組みを行い、献立作成上の課題や生徒の食べ方の変化を検証しました。

各教室で班毎に1枚の大きなテーブルクロスを使用して給食を食べています。そのことで給食時に明るい雰囲気が広がり、食欲の向上につながっています。また、生徒たちが汚さないように気をつけることで、食べる姿勢が自然とよくなっています。

青井中学校

3升炊きのガス炊飯器を導入し、5月から週1回程度使用しています。アンケートの結果、約8割の生徒たちが、ご飯がいつもよりおいしいと回答しています。また、月1回ランチルームで誕生日給食を行っています。

共通食器にはない「大どんぶり」を導入したところ、食器を手に持って食べる生徒が増えたなど食べ方にも変化が見られました。

平成21年度の取り組み結果

年間の平均残菜率が20年度に比べて減少しました。また、平成21年度の年間残菜量(主食・主菜・副菜)は、平成20年度との比較で約33.5トン減少し、総量約308.1トンとなりました。

平均残菜率(主食・主菜・副菜)の変化(%)

 

H20年度当初

H20年度平均

H21年度平均

小学校72校平均

9

7

6

中学校37校平均

14

13

12

全小中学校平均

11

9

8

お問い合わせ

教育委員会事務局学校教育部おいしい給食担当課おいしい給食担当
電話番号:03-3880-5427
ファクス:03-3880-5606
Eメール:kyuushoku@city.adachi.tokyo.jp

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