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更新日:2013年5月20日

中国で発生している鳥インフルエンザ(H7N9)に関するQ&A

 世界保健機関(WHO)より、中国で鳥インフルエンザ(H7N9)に感染した患者が確認されたとの発表がありました。

 これから中国に渡航する方は今後の情報に注意していただくとともに、生きた鳥や病気の鳥、死んだ鳥に直接触れたりしないようお気をつけください。

 中国から帰国された方は発熱など健康状態に注意してください。

基礎的情報

Q1:鳥インフルエンザとは何ですか。

A1:鳥インフルエンザとは鳥に感染しやすいインフルエンザウイルスのことです。

感染しやすい動物の種類によってトリ型、ヒト型などに分かれます。

インフルエンザウイルスが種の壁を越えて感染することは稀であり、鳥インフルエンザがヒトに効率的に感染するためには、遺伝子の変異を起こす必要があります。

Q2:H7N9とは何ですか

A2:インフルエンザウイルスは、ウイルス表面にヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)といった糖蛋白があります。HAは16種類(1から16)、NAは9種類(1から9)に分けられ、計144の亜型があります。H7N9とはHAの型が7、NAの型が9のインフルエンザウイルスということです。

インフルエンザウィルス亜型の図

(出典:喜田宏 細胞工学 19, 27-32)

今回の鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスは、H7型のウイルス、H9N2型のウイルス、H11N9型のウイルスの3種類のウイルスが交じり合って(遺伝子再集合)発生したと考えられています。

 

病気の基本

Q3:鳥インフルエンザ(H7N9)の感染原因は何ですか。

A3:現在(平成25年5月16日時点)のところ感染原因は不明です。

感染した人と同じ鳥インフルエンザウイルス(H7N9)が鶏、ハトなどから検出されていますが、原因とは断定されていません。

Q4:鳥インフルエンザ(H7N9)に感染してからどのくらいの期間で症状が出ますか。

A4:感染してから症状がでるまでの期間(潜伏期間)は6日間(範囲:1日から10日)と報告されています。

Q5:鳥インフルエンザ(H7N9)に感染するとどのような症状が出ますか。

A5:発熱、咳、息切れ、呼吸困難、肺炎、血清酵素値(AST、CK、LDH)の上昇などが見られます。

Q6:鳥インフルエンザ(H7N9)に感染した場合、どのように治療されますか。

A6:鳥インフルエンザ(H7N9)は、季節性インフルエンザの治療薬であるノイラミニダーゼ阻害薬(オセルタミビル:商品名タミフル、ザナミビル:商品名リレンザ、ラニナミビル:商品名イナビル、ペラミビル:商品名ラピアクタ)が有効との報告があります。

Q7:鳥インフルエンザ(H7N9)に感染した場合、どのくらいの期間他の人に感染させる危険がありますか。

A7:現在(平成25年5月16日時点)鳥インフルエンザウイルス(H7N9)感染が、ヒトからヒトに続いている証拠は確認されていません。

季節性インフルエンザの感染可能期間(ウイルス排泄期間)は発症日前日から発症後7日間です。

 

流行状況

Q8:鳥インフルエンザ(H7N9)の流行状況はどうですか。

A8:中国(安徽省、河南省、江西省、江蘇省、湖南省、山東省、浙江省、福建省、上海市、北京市)、台湾において平成25年2月頃から鳥インフルエンザ(H7N9)に感染した患者発生が認められています。台湾で確認された患者1名は江蘇省の滞在歴があります。

5月16日時点で患者は131名、死亡者は35名です。

Q9:日本には鳥インフルエンザ(H7N9)の患者は本当にいないのですか。

A9:現在(平成25年5月16日時点)国内において鳥インフルエンザ(H7N9)患者は確認されていません。

 

中国への渡航

Q10:中国へ渡航しようと考えています。どうしたら良いですか。

A10:現在(平成25年5月16日時点)WHOから渡航制限は出されていません。もし中国に渡航される場合は、次の注意事項を参考に行動されることをお勧めします。

  • 生きた鳥を扱う市場や家禽(かきん)飼育場への立入りを避ける。
  • 死んだ鳥や病気の鳥、放し飼いの家禽(かきん)との接触を避ける。
  • 鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
  • 鳥肉は十分に加熱調理されたもの(70℃以上)を食べる。
  • 手洗い、うがい、咳エチケットに努め、衛生管理を心がける。
  • 突然の発熱や咳など呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

 

発症時の対応

Q11:中国に渡航していませんが、現在熱があります。どうしたら良いですか。

A11:最寄りの医療機関を受診してください。その際にマスクをした上で受診してください。診察の際に、現在の症状と合わせて、家族など周囲の方で同様の症状を呈している人の有無について診察医にお伝えください。

Q12:中国から帰国して10日を過ぎていますが、現在熱があります。どうしたら良いですか。

A12:最寄りの医療機関を受診してください。その際にマスクをした上で受診してください。診察の際に、現在の症状と合わせて、渡航先(都市名)、渡航期間、鳥又はインフルエンザ様の症状を呈している人との接触歴、家族など周囲の方で同様の症状を呈している人の有無について診察医にお伝えください。

Q13:中国から帰国して10日経っていませんが、現在熱があります。どうしたら良いですか。

A13:診察を行う医療機関をご紹介します。次の問い合わせ先にご連絡ください。

8時から20時

お問い合わせコールあだち(電話:03-3880-0039)

20時から8時

東京都保健医療情報センターひまわり(電話:03-5272-0303)

 

Q14:家族が発熱をしています。家族のうち発症していない者はどうしたら良いですか。

A14:一般的な家族内感染予防として、発症した家族との接触を可能な限り避けてください(寝室を分ける、食事の時間を分けるなど)。患者と発症していない家族が同じ部屋を共有する場合は、それぞれがマスクをすることにより感染予防の効果が期待できます。また発症した家族の発症日(最初に症状が出た日)から10日間、健康観察をしてください。観察期間中に、熱、咳、息切れ、呼吸困難などインフルエンザ様症状が出ましたら最寄りの医療機関を受診してください。こまめな換気(1時間に1回程度)、外出後および食事の前の丁寧な手洗い、うがい、及び咳エチケットを心がけてください。

Q15:家族が発熱をしています。発症した家族は隔離した方が良いでしょうか。

A15:一般的な家族内感染予防として発症した家族との接触を可能な限り避けてください(寝室を分ける、食事の時間を分けるなど)。感染した家族が治癒するまで個室に隔離するというのも一つの対応方法になります。また患者と発症していない家族が同じ部屋を共有する場合は、それぞれがマスクをすることにより感染予防の効果が期待できます。加えてこまめな換気(1時間に1回程度)、外出後および食事の前の丁寧な手洗い、うがい、及び咳エチケットを心がけてください。

 

ワクチン

Q16:鳥インフルエンザ(H7N9)のワクチンを接種したいのですがどうしたら良いですか。

A16:現在(平成25年5月16日時点)は、鳥インフルエンザ(H7N9)のワクチンはありません。今後、国はワクチンの元となるワクチン株の選定を行う予定です。ワクチン株が決定してから実際にワクチンとして出きるまでに3から6か月程度かかります。

 

感染予防

Q17:鳥インフルエンザ(H7N9)の予防はどうすればいいですか。

A17:現在(平成25年5月16日時点)鳥インフルエンザ(H7N9)の患者が確認されているのは、中国の8省、2市(安徽省、河南省、江西省、江蘇省、湖南省、山東省、浙江省、福建省、上海市、北京市)、台湾です。台湾で確認された患者1名は江蘇省の滞在歴があります。

もし中国に渡航される場合は、次の注意事項を参考に行動されることをお勧めします。

  • 生きた鳥を扱う市場や家禽(かきん)飼育場への立入りを避ける。
  • 死んだ鳥や病気の鳥、放し飼いの家禽(かきん)との接触を避ける。
  • 鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
  • 鳥肉は十分に加熱調理されたもの(70℃以上)を食べる。
  • 手洗い、うがい、咳エチケットに努め、衛生管理を心がける。
  • 突然の発熱や咳など呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

国内においても次の注意事項を参考にしてください。

  • 死んだ鳥や病気の鳥、野鳥との接触を避ける。
  • 鳥肉は十分に加熱調理されたもの(70℃以上)を食べる。
  • 手洗い、うがい、咳エチケットに努め、衛生管理を心がける。
  • 突然の発熱や咳など呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

Q18:鶏肉や鶏卵を食べて鳥インフルエンザ(H7N9)に感染することはありますか。

A18:鶏肉、鶏卵を食べることにより、人が鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスに感染した例はありません。鶏卵を「生」で食べることが健康を損なうおそれがあるとの知見はこれまでありませんが、不安な方は、加熱(中心部が70℃に達する加熱)することをおすすめします。また、鶏肉は、食中毒予防の観点から、十分加熱して食べてください。

Q19:中国からの渡り鳥が不安です。家で飼っているペットには鳥インフルエンザ(H7N9)は感染しませんか。

A19:鳥類以外の動物が鳥インフルエンザウイルスに感染するといった種の壁を越えたインフルエンザ感染は稀です。

鳥インフルエンザ感染予防も含め、ペットにおける一般的な衛生管理の観点から次の注意事項を参考にしてください。

  • インコやオウムなどの鳥類のペットを飼育する場合は室外での飼育を避ける。
  • ニワトリなど室外飼育が避けられない鳥類のペットを飼育する場合は、細かい金網で覆われた空間で飼育するなど野鳥や小動物との接触を可能な限り避けるよう配慮する。
  • 死んだ鳥や病気の鳥、野鳥との接触を避ける。
  • 鳥肉をペットに与える場合は十分に加熱調理されたもの(70℃以上)を与える。

 

最新情報

Q20:鳥インフルエンザ(H7N9)に関する最新の情報はどこで手に入りますか。

A20:次の機関のホームページで鳥インフルエンザ(H7N9)の最新情報が入手できます。

 

お問い合わせ

8時から20時
お問い合わせコールあだち
電話番号:03-3880-0039

20時から8時
東京都保健医療情報センターひまわり
電話番号:03-5272-0303

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