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| 最終更新日 2009年12月22日 |
新聞やテレビのニュースで締結式の様子などが報道されましたが、この報道を通じて足立区の治安が「悪い」と何度も繰り返されることで、「余計イメージが悪くなる。逆効果では?」とおっしゃる方もいらっしゃるとは思います。 しかし、今年9月に実施した区民の世論調査(暫定値)での、「足立区のイメージは?」の質問に対して、「治安が悪い街」という回答が、「公園が多い街」と並んで31.7%とトップを占めたのです。区民の皆さんが自分のふるさとに対して抱いているイメージが「治安が悪い」であるという結果に、都市基盤が整い人口も増加しはじめている足立区にとって、今後の飛躍に何よりも大きな阻害要因になるのではと危機感を深めました。そこでこの度の締結となったわけです。 覚書にも書かれているように、来年夏を目途に「アクションプログラム(実行計画)」を策定していきますが、この覚書の効果は次に挙げる点にあると考えています。 警視庁は、県でいえば県警。つまり、東京都の行政組織ですから、地域の安心安全という究極の目的は私たちと同じでも、協働の実状は本格的に連携して事業を行うというレベルには至っていません。防犯や交通安全のイベントやキャンペーンなどは共催していますが、そうした表面的かつ単発的なお付き合いでなく、犯罪の押さえ込みにもっと共同戦線を張って一体となった動きをしたいのです。また、犯罪の発生状況もリアルタイムで補足できるような連携が不可欠です。警視庁からいただいた情報は、すぐに地域の防犯パトロール隊に提供し、より効果のあるパトロールを実施していただけるようにしていきます。 さらに、警視庁本部との覚書ですから、日本はもとより、世界最先端の情報や分析技術を駆使したアドバイスを頂戴できるものと大いに期待しています。 また、ビューティフルウィンドウズ運動では、犯罪を抑止する環境づくりをめざしており、これまで違法駐輪、たばこポイ捨ての禁止、花や緑のある美しいまちづくりなどの施策を打ってきました。今後は更に一歩進んで、例えば、街頭の明るさは適切か、犯罪を起こしやすい死角となるような場所はないか?青少年の居場所づくりは?などの点についても配慮していきます。こうした分野を専門用語で、「防犯環境設計」というそうですが、東京未来大学には、これに関する専門の先生もいらっしゃいますので、学識経験者のアドバイスも十分いただいて、まちづくりの面からも新しいアプローチをしていきたいと思います。 警視庁の山下史雄生活安全部長も、自分の担当部署の捜査員を足立区に優先的に投入するなど全面協力を約束してくださっており、「一緒に頑張って、なんとしてもワーストワンからの脱却、卒業を実現しましょう」とのお言葉を頂戴しました。 もちろん、押し付けではなく、区民の皆様の全面的なご理解と自発的なご協力なくして、安心の地域づくりは実現しません。区民・行政・警察など関係者が一丸となった総合力を発揮し、共に前進していきたいと思います。 |